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今期金融市場最大誤算~米国債券金利はなぜ上がらない?

今年、金融市場は異常とも思えるほど、株式市場にインテグレートしてしまい、為替市場はすっかりすかすか状況に陥っています。

17日の東京市場から意味もなく下げ始めたドル円はとうとう同日のNYタイムには119円を割る始末で、一応112円台には戻していますが、週の半ばに113.700円を超えるレベルまで上昇したとは思えない下落幅を伴っています。

市場のニュースでは後づけの説明もされていますが、結局のところ大きな買い玉をだれかが流動性のある時間帯に処分売りした可能性が高く、実はこれも米国の債券金利が深く絡んでいる可能性があるのです。

10月以降米10年債の上昇を期待した市場の期待は完全剥落

今年後半に向けてはFRBが利上げを少なくとも年末にもう一回、さらに前倒しで資産縮小を開始することが相当織り込まれていましたから、少なくとも10月以降10年債利回りも上昇することをかなり多くの市場関係者が織り込んでいたものと思われます。

だからこそ投機筋もかなりドル円のロングを仕込んだのだと思いますが、残念ながら10年債はほとんど利率が上昇しないまま11月後半を迎えようとしており、これが為替の停滞の最大原因となってしまっています。

10年債金利推移 Data Bloomberg

これが為替相場にかなり大きな影響を与えつつけているのは間違いなく、この年末についても株の取引きでそこそこ儲かっているファンド勢がドル円を手放すかどうかの判断を迫られている大きな要因でもあります。

ただ、直近の投機筋の取引状況でみますと、CFTCが17日発表した11月14日時点の建玉報告によれば、CMEの通貨先物市場で投機筋のドル円のロングは13万5999枚と前回の12万7848枚からさらに8151枚増加しており、この場に及んでも買いを入れるファンドがいることに驚かされます。

相場の動きがよくわからないことから年末にまだ利上げで金利上昇を見込む向きとすでにあきらめて資金効率を高めるために一旦ポジションを落とす向きの両方が存在していることがみえてきます。

明確に金利が上昇しないとここからドル円は上がらない?

この金利が上昇しない背景には債券市場自体が、今後米国経済がリセッションに向かう可能性をかなり強く感じていることが挙げられます。

すでに景気拡大から100か月に入っているわけですから、さらに上昇するよりは悪化する方向を市場全体がみており、これが株式市場と完全に相反した動きになっていることから、為替は債券金利のほうについていく動きをとっており、年末が近づいてもちっともドル円は上昇しない停滞相場を継続中です。

ただし、上のチャートを見てもわかるとおり、9月に一旦金利の底値を迎えたように見えることから、ここから10年債金利が大きく下げるとも思えず、相変わらずドル円の一定の上昇を期待する市場参加者が多いことがわかります。

果たしてここからどうなるのかはまさに金利次第ということになりますが、12月の利上げをもってしても上昇が限られるようですと、さらにドル円が売り込まれるリスクも残り、この動きは年末にむけても注目すべきものとなりそうです。

 

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