ビットコイン下落はパウエル議会証言と関係ある?

ビットコインは日本円にして140万円を超えてさらに上昇しようかという矢先に急激に下落をする展開となりました。

これは10日から11日に日付が変わる辺りから下落を始めているわけですが、実はちょうどこの時間帯にパウエルFRB議長が米国下院で議会証言を行っていた時間帯となりました。

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この証言では金融市場全般の注目はパウエル議長が7月のFOMCを前に利下げにどのような形で言及するかの一点に集まっており、実際その証言の中身が事前に文書で公表された段階でドル円は大きく下落し、米国株式市場は逆に大幅上昇して史上最高値を記録するという動きになりました。

したがってこの利下げとビットコインの下落は関係ないことがわかります。

ただ、ちょうど日付の変わる時間帯に同じ議会証言の席上パウエル議長がフェイスブックのリブラに対してマネーロンダリングやプライバシーの問題で厳格に対処する必要があると懸念を表明しており、どうやらこの発言がビットコイン下落の大きな要因となってしまったようです。

もともとリブラはステーブルコインと呼ばれる決済送金専用通貨の役割を果たすものであり、ビットコインとはかなり機能の異なるものであるのですからそもそもライバルになるような通貨ではないのですが、今回なぜかリブラに対する懸念がビットコインの価格下落につながってしまったようです。

このあたりの仮想通貨市場のセンチメントというのは実によくわからないものがありますが、仮想通貨全般に国の関連や主要な金融当局からケチがつくと売りが加速することになるようで、通常の金融商品とは違う結構神経質な存在であることが改めて感じられる状況です。

そういう意味ではなかなか取引するのが難しい部分を多数持っているようで、これを理解するのにはかなり苦労させられそうなものがあるようです。

本来FRBの利下げはビットコインにとってはプラスに働く要素であるはずなのですが、それに反応しないというのもわかりにくさを助長しているといえます。

ビットコインの場合、どこから誰が資金を何を目的として流入させてきているのかという事実が正確にわからないことから既存の金融市場に起きている事象とどう整合性がとれるのかが今一つよくわからないところがあり、とんでもないところで価格が大幅に下がるという番狂わせがあります。

これが面白いところだと言えばそれまでですが、やはりしっかりストップロスを置くなりトレーリングストップをおくなりして対応しないとなかなかビットコインFXで利益を確保するのは難しいのが現実のようです。

 

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